今治鉄板焼き鳥とは、「竹串刺し、炭火でじっくり時間をかけて焼くという」一般的な焼き鳥とは違い、鉄板で焼き、さらにプレスと呼ばれる取っ手付の鉄板で、上から押しつぶすように押さえ込みながら焼いていきます。
このような調理方法により、余分な脂が出ていき、中はジューシーで外はカリッと焼きあがる、絶品今治鉄板焼き鳥ができあがります。熱々の鉄板で焼くと、「焼き」に加えて、鶏肉から出る脂で「揚げ」られ、プレスと呼ばれる重しで押さえられると「蒸す」効果が生まれ、調理時間も短く料理を提供できます。
鉄板焼きと聞くと、油が溜まってベトベトになっているのでは、と気にする方も多いですが、心配ございません。鉄板を少し斜めに傾け、鶏から流れ出る油の量を調整することにより、油っぽくならず、パリッと香ばしく焼けることができます。
今治で鉄板焼き鳥が産まれた背景には、今治はタオル業界の職人や漁師が多く、みんなとにかくせっかちな人柄だったため、早く料理をだせるからという理由や、今治は元々造船が盛んだったこともあり、鉄板の調達が比較的簡単だったという時代背景も関係しているようです。
現在今治市内には「今治鉄板焼き鳥」を食べられるお店がおよそ60軒くらいあります。今治市にお越しの際は、是非「今治鉄板焼き鳥」をご賞味ください!
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